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古からのパワースポット「丹内山神社」

最終更新日:2022年2月1日
御神体の磐座
御神体の磐座
本殿
本殿

花巻市東和町 谷内 たにない 地区の山中に 丹内山 たんないさん 神社があります。

同神社は1300年以上前にこの地を開拓した祖神を祀ったもので坂上田村麻呂が社殿を改築したといわれています。また、 承和 じょうわ 年間(834~848)には弘法大師の弟子の 日弘 にっこう が仏教信仰の不動明王を安置したうえ「 大聖寺 だいしょうじ 不動 ふどう 丹内 たんない 大権現 だいごんげん 」と称して崇敬し、神仏習合の寺となりました。その後は平安後期が奥州藤原氏、近世には藩主である南部氏の篤い信仰を受けるなど長きに渡り繁栄し、明治の神仏分離により丹内山神社となりました。

本殿は、江戸時代の文化7(1810)年に再建されたもので、和漢の古事を題材とした彫刻が外壁一面に広がっているほか、縁側に立てた脇障子にも唐獅子と牡丹の彫刻が施され、県指定有形文化財となっています。

境内には古くからの民間信仰として伝わるアラハバキ 大神 おおかみ を御神体とする 磐座 いわくら (巨岩)があり、隣の岩が倒れかかるように空洞を作っていることから、胎内岩ともいわれています。また、この御神体の空洞を岩に触れずに通り抜ける「胎内くぐり」を行うと、大願が成就するといわれています。さらに「境内の建物にはつららができない」、「鳥居脇の『 肌石 はだいし 』には雪が積もらない」、「鳥居の前にある石造りの 手水 ちょうず ばち の水はどんなに雨の降らない日が続いても涸れない」など、坂上田村麻呂も畏怖の念を抱いたといわれるほどの不思議な現象も伝えられ、近年改めてパワースポットとして脚光を浴びています。

コロナ禍は収束してきましたが、初詣の際には密を回避するなど感染防止を継続しながら、 いにしえ からの篤い信仰を受けてきたパワースポットから苦境を乗り切る英気をもらい、未来に向けての着実な一歩を踏み始める新年としたいものです。

  • 問合せ先:丹内山神社 宮司宅
    〒028-0122 岩手県花巻市東和町谷内2区303
    TEL:0198-44-2623

(岩手経済研究2022年1月号で紹介)