019-622-1212

陣ヶ岡公園・蜂神社

最終更新日:2021年12月1日
陣ヶ岡公園・蜂神社
陣ヶ岡公園・蜂神社
月の輪形
月の輪形

県央に位置する紫波町の北西部に陣ヶ岡公園・蜂神社があります。この場所はなだらかな丘陵で見通しが良く、古くから戦いの本陣が置かれ、多くの遺構も残っており、「陣ヶ岡陣営跡」として町の史跡に指定されています。

赤い鳥居を奥に進むと「蜂神社」があります。源頼義・義家親子が 安倍 あべの 貞任 さだとう と戦った 前九年 ぜんくねん 合戦で本陣を置いた際、軍勢を勝利に導いたとされる蜂を祀って建立したと伝えられます。

神社の西端の池には「月の輪形」と呼ばれる中島があります。義家が野営の折に源氏の日月の錦旗が水面に映り、金色に輝くのを見て、勝利の吉兆と士気を上げたことから、満月(太陽)と三日月の形で造成し、後に藤原秀衡(平泉藤原氏三代目)がこの地を訪れた際に里人の話を聞き、修造させたといわれます。

その後の奥州合戦では源頼朝が平泉藤原氏討伐の陣を張り、総勢28万4千騎もの軍勢を集結させたと「吾妻鏡」に記載があります。

時代が下り1588年には三戸南部氏当主南部信直が当地を支配した 高水寺 こうすいじ 斯波 しば 氏を攻めるため本陣を置いたほか、その3年後には 九戸 くのへ 政実 まさざね の反乱の鎮圧のため会津城主 蒲生 がもう 氏郷 うじさと が宿営したといわれます。

園内は木々に囲まれ紅葉も美しく、歴史のロマンを感じながら、訪ねてみてはいかがでしょうか。

  • 問合せ先:紫波町産業部商工観光課
  • TEL:019-672-2111

(岩手経済研究2021年11月号で紹介)