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世界一の太鼓パレード「盛岡さんさ踊り」

最終更新日:2019年9月2日
世界一の太鼓パレード「盛岡さんさ踊り」 ~盛岡市~
さんさ踊りパレードの開始
(写真提供:盛岡さんさ踊り実行委員会)
世界一の太鼓大パレード
世界一の太鼓大パレード

8月の東北は各地で夏祭りが行われ、多くの観光客で賑わいますが、そのトップを切るのが「盛岡さんさ踊り」です。盛岡市中央通を主会場に8月1日から4日間開催される世界一の太鼓と踊り、笛のパレードです。1978年に初めて開催され、今年で42回目となります。

東北には「青森ねぶた祭」「秋田竿灯まつり」「仙台七夕まつり」など、古くから全国的に有名となった夏祭りがあり、岩手・盛岡でも長い間、これらに匹敵する夏のイベントが待ち望まれていました。

そして、当時市内で行われていた「盛岡川まつり」の盆踊りで踊ったさんさ踊りが好評だったため、市民総出で踊ろうという機運が盛り上がり、「第1回盛岡夏まつり・さんさ踊り」として開催されたのが始まりです。さんさ踊りは藩政時代に始まり、盛岡近在の各地区で独自の技法が受け継がれてきましたが、伝統的な難しい踊りではなく、誰でも簡単に踊れ、パレードでも踊れるように工夫され、現在の踊りが完成しました。

第1回は参加者1500人、観光客数は2日間で15万人でしたが、その後、踊りは年を追うごとに市民に浸透し、官民挙げてのPR活動も行われるなど、昨年は4日間で延べ254団体、3万5100人が参加、人出も133万人と東北を代表する祭りへと成長しました。

パレードに参加する太鼓は現在その数1万個を超え、ギネス記録に挑戦した結果、2007年「和太鼓の同時演奏記録」部門で初めて世界一と認定され、その後14年に再度世界記録の認定を受けました。

祭りの最終日には、太鼓の大パレードが行われ、その音は踊り手だけでなく観客の体の芯まで響き渡り、盛岡の夜にこだまします。また、毎夜のパレード後には観客と踊り手が一緒に踊る おど りが行われ、グランドフィナーレは大輪踊りが締めくくります。エネルギッシュなさんさの踊りの輪に参加し、祭りの思い出とともに残暑を乗り切る原動力としたいものです。

  • 連絡先:盛岡さんさ踊り実行委員会(盛岡商工会議所内)
  • TEL:019-624-5880

(岩手経済研究2019年8月号で紹介)