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陸前高田市「箱根山」と「市民の森」

最終更新日:2017年12月1日
陸前高田市「箱根山」と「市民の森」 ~陸前高田市~
展望台から広田湾を望む (写真提供:陸前高田市観光物産協会)
気仙大工左官伝承館
気仙大工左官伝承館
滑り台で遊ぶ子供たち
滑り台で遊ぶ子供たち

三陸復興国立公園の岩手県の玄関口にあたる陸前高田市小友町の 箱根山 はこねやま に森林レクリエーションができる「市民の森」があります。

箱根山は標高447メートル。山道には気仙杉の林があり、林を抜けると150種の植物が楽しめる遊歩道が続きます。山頂近くに展望台があり、展望台からは広田湾や大船渡湾をはじめとしたリアス海岸が一望でき、秋晴れの日にはキラキラと黄金色に輝く夕凪の海を見ることができます。

山の中腹には「気仙大工左官伝承館」や「杉の家はこね」「わんぱくの森」などの施設があります。「気仙大工左官伝承館」は気仙大工の技を後世に伝える施設として平成4年にオープンしました。明治初期のこの地方の民家を模した建築様式で、材料は全て気仙杉などの地元材を使用しています。母屋は木造平屋茅葺で、太い大黒柱と梁や屋根裏の重厚な小屋組み、広々とした間取りは往時の生活を偲ばせます。気仙大工は小友町が発祥の地といわれ、江戸時代、生活を支えるため農民が大工仕事にも従事し、家や神社仏閣のほか建具や彫刻までもこなし高い評価を得ました。

「杉の家はこね」は気仙材の需要拡大を目的に生活用品の創作をはじめ各種木材製品の開発研究を進め、住みよい地域社会の形成を目指して建てられました。気仙大工による木造合掌造りの建物で木材や木造建築資料が展示され、工作体験もできます(冬季休業)。

また「わんぱくの森」では海賊船わんぱく丸や斜面を利用したフィールドアスレチックのほか、総延長252メートルの滑り台などの遊具があり、家族連れに人気となっています。26年秋には「箱根山テラス」など休憩も可能な民営の宿泊施設もでき、地域住民をはじめ遠方からの人々も訪れ、賑わいを見せています。

  • 問合せ先:陸前高田市観光物産協会
  • TEL:0192-54-5011

(岩手経済研究2017年11月号で紹介)