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チャグチャグ馬コ(うまっこ)

最終更新日:2017年7月3日
岩手山を背景に歩む行列
岩手山を背景に歩む行列(写真提供:滝沢市)
家族の一員のような馬コ
家族の一員のような馬コ
チャグチャグ うまっ

「チャグチャグ馬コ」は毎年6月第2土曜日、滝沢市の鬼越蒼前神社から盛岡八幡宮まで13kmの道のりを約100頭の着飾った馬が行進する祭りで、盛岡地方の初夏を彩る風物詩となっています。

馬には、江戸時代幕府へ献上品を運ぶ際に着飾った 小荷駄 こにだ 装束 しょうぞく と呼ばれる飾り付けや、たくさんの鈴がつけられ、歩くたびにチャグチャグと鳴る鈴音が名前の由来となっています。

祭りは元々田植の時期に重労働を課される馬を一旦休息させ、馬の神である蒼前神社(駒形神社)にお参りし、五穀豊穣と無病息災を祈る行事として旧暦5月5日(5月下旬~6月上旬)に行われていました。この日だけは人馬ともに仕事を休み、神社境内で1日を過ごすようになったのが起源といわれています。

南部藩は古来より馬産地として名を馳せていましたが、昭和5年に秩父宮殿下がご来県のおり、盛岡八幡宮の神前馬場で馬揃いをご披露する際、蒼前神社から列をなして向かったところ沿道住民から好評となり、以降盛岡八幡宮までの道のりを練り歩く恒例行事となりました。

昭和33年より晴れの特異日である新暦の6月15日の実施に変わり、平成13年からはより多くの方に見ていただけるよう6月第2土曜日となりました。この間昭和53年には文化庁から「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選択され、平成8年には環境省の「日本の音風景100選」に選ばれ、現在では国内有数の伝統行事として全国各地から観光客が訪れます。

本年の日程

行進行事

  • 6月10日(土)9:30(鬼越蒼前神社)~13:30(盛岡八幡宮)

事前イベント

  • 前祝祭(滝沢ニュータウンメインストリート)
    6月3日(土)12:00~20:00
    踊り、パレード、撮影会等
  • 写真撮影会(鬼越蒼前神社)
    6月9日(金)11:00~14:00
    ミニパレード、装束説明
  • 問合せ先
    滝沢市商工観光課
      TEL:019-684-2111
    盛岡市観光交流課
      TEL:019-613-8391

(岩手経済研究2017年6月号で紹介)