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一関市・大東大原水かけ祭り

最終更新日:2017年3月1日
一関市・大東大原水かけ祭り ~一関市大東町~
写真提供:一関市・大東大原水かけ祭り保存会

「一関市・大東大原水かけ祭り」は、毎年2月11日に一関市大東町大原の商店街を中心に行われます。裸の男衆(裸男)が沿道から冷水を浴びせられるなか、火防祈願や無病息災、家内安全などを願って走りぬける江戸時代から続く伝統的な行事です。

明暦3年(1657年)旧正月18日に江戸で発生した明暦大火により幕府が発した火防令を受けて、旧正月18日を厄日と定め翌年から川で身を清めて火防祈願したのが始まりです。のちに、走りくる厄年の裸男を迫る炎に見立てて水をかける防火と厄を落とす厄除けの祭りに発展しました。昭和48年より祭りの日を建国記念日としたほか、現在は厄年でない人も参加でき、出走者約300名、観客数万人に達する「天下の奇祭」となっています。

催しは午前9時より仮装した地元衆が商店を回り、手踊りや奉納する大しめ縄の行進、消防団の まとい 振りや 梯子 はしご 乗り、鹿踊りや太鼓などを披露します。出走直前には、背中に願い事を書いた裸男が八幡神社で厄払いと安全祈願の祈祷をうけ、お札をもらいます。

水かけは午後3時、出走者が制止を解かれ一斉に走り出し開始されます。沿道から容赦ない冷水が浴びせられ、5区間計約500メートルを必死に駆け抜けます。水をかける方も思いっきりかける快感でずぶ濡れを忘れ夢中になります。

明暦大火の原因は病死した娘の振袖を寺で焼いた火が火種とされているため、祭りは女人禁制で、出走と水かけはできませんが、見物や応援、撮影には多くの女性が訪れます。ただしずぶ濡れ必至で防水対策が必要です。全国には裸祭りが数多くありますが、極寒期に水を浴びせる祭りは全国でもここだけ。 鬱憤 うっぷん が溜まっている方にもお奨めです。

  • 問合せ先:
    ・一関市・大東大原水かけ祭り保存会(大原市民センター) TEL:0191-72-2282
    ・一関市大東支所産業経済課 TEL:0191-72-2111
  • 一般申込み(風呂利用者付)150名
    ・参加申込期間:1月23日~2月3日
    ・参加協力金:2000円
    ※装束は別途料金
  • 交通:JR大船渡線摺沢駅からバスが便利

(岩手経済研究2017年2月号で紹介)