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岩手県営運動公園陸上競技場

最終更新日:2016年11月1日
岩手県営運動公園陸上競技場 ~盛岡市~
前回国体開会式での本県選手団の入場行進
(写真提供:岩手日報社)
現在の陸上競技場のメインスタンドとトラック
現在の陸上競技場のメインスタンドとトラック

岩手県営運動公園陸上競技場は、昭和45年に開催された前回の岩手国体のメイン会場として昭和41年6月に完成し、今年50周年を迎えました。収容人員は3万人で、平成11年のインタハイの際に改修され、その後サッカーやラグビーの公式戦が行われるようになりました。今回の「希望郷いわて国体」ではサッカー会場となります。運動公園には陸上競技場のほか補助競技場やラグビー場、テニスコート、ボルダリング等の施設がありますが、体育施設以外にも交通公園や敷地面積1万7千平方メートルの日本庭園もあって散策も楽しむことができます。

運動公園のある盛岡市北西部の「みたけ」地区は、岩手山が眼前に見えることから「 御嶽 みたけ 」と呼ばれていましたが、明治41年に陸軍弘前工兵第八大隊が下厨川に移り、特別工兵演習を行った際、皇太子(後の大正天皇)より「 観武 みたけ ヶ原 がはら 」と命名されました。戦後は復興のため国策として入植者を募り圃場が整備されましたが、岩手国体を機に運動公園や県営スケート場、武道館等の体育施設が整備されるとともに、住宅や商業施設が集積し都市化が進みました。今では開拓当時の面影が少なくなっていますが、雄大な岩手山の眺望は開拓当時と変わりありません。

国体は戦後の荒廃や混乱の中で、スポーツを通じ国民に勇気と希望を与えようという目的で始まったものです。岩手県では前回の国体開催により県土整備が進み、大会の成功はその後の県内スポーツの振興に寄与するとともに県勢発展の礎となりました。今回は震災復興のシンボルとなる大会として、復興とその先の未来を繋ぐ架け橋となる国体を目指しています。この秋は県内各地の競技会場にみなさんで足を運び、熱戦を応援してみてはいかがでしょうか。

  • 問合せ先:(公財)岩手県スポーツ振興事業団
  • TEL:019-641-1127

(岩手経済研究2016年10月号で紹介)