019-622-1212

OROパーク(盛岡競馬場)

最終更新日:2016年10月3日
OROパーク(盛岡競馬場) ~盛岡市~
活躍する女性ジョッキーと家族連れの競馬ファン

岩手県競馬組合が運営する ORO オーロ パーク(盛岡競馬場)は、現在地に移転し今年で20周年を迎えました。かつて盛岡の上田地区にあった競馬場が、近くに湧く「黄金清水」にちなみ「黄金競馬場」と名付けられたことから、スペイン語で黄金を意味する「ORO」の愛称が付けられました。

コースは勾配がある設計で、ダート(砂)コースの高低差は最大4.4mあり、中山競馬場と並び国内最大となっています。コース内側には芝コースがあり、地方競馬では国内唯一の芝コース併設の競馬場となっています。スタンド席のほか芝生エリアでも観戦可能で、晴れた日の休日にはシートを持った家族連れの姿が多くみられます。

岩手の競馬の始まりは藩政時代に神社境内で行われた奉納競馬に遡り、競馬場の原型は明治4年、盛岡市菜園に新設された楕円競馬場といわれています。明治35年には岩手県産馬組合連合会が競馬会を組織し、翌36年に上田に競馬場を建設、運営を開始し、戦後、県の公営競馬を経て、昭和39年に発足した岩手県競馬組合に受け継がれました。

岩手競馬で特筆されるのは女性騎手の活躍で、先駆けとなったのは、平地競走で日本初の女性騎手となった奥州市生まれの高橋優子騎手です。

高橋騎手は昭和44年4月、18歳でデビューし、当初から非凡な才能を発揮して1年目19勝、2年目は57勝し、48年までの5年間で208勝しましたが、49年のシーズン幕開け直後、心不全のため23歳の若さで急逝しました。活躍期間は短かったのですが、通算50勝の最年少記録は平成18年に破られるまで36年間保持しました。

今年、JRA中央競馬会では16年ぶりに女性騎手が誕生し注目されていますが、岩手では高橋騎手亡き後も女性騎手が現在に至るまで活躍しています。馬産地の伝統を守るOROパークへ、ピクニックを兼ね、女性騎手の活躍を観戦に家族でお出かけになってみてはいかがでしょうか。

  • 問合せ先:OROパーク(盛岡競馬場)
  • TEL:019-651-2999
  • 入場料:200円(指定席別途)

(岩手経済研究2016年9月号で紹介)