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希望のかけ橋

最終更新日:2015年4月1日
希望のかけ橋 ~陸前高田市~
(撮影者:古明地 賢一)

復興に向けた歩みが本格化する陸前高田市では、高さが10メートル以上にも及ぶ、かさ上げ盛土工事が始まり、市街地の風景は大きく変貌を遂げようとしています。

この盛土工事の運搬に目覚ましい活躍をみせているのが「奇跡の一本松」の近くに建設された「希望のかけ橋」です。「希望のかけ橋」は土砂を運ぶベルトコンベアー専用のつり橋で、今泉地区の高台造成によって切り崩された土砂を、かさ上げ工事が必要な高田地区まで、気仙川をまたいで運んでいます。ベルトコンベアーは幅1.8メートル、全長は3キロメートルにも及び、一日の運搬土量が10トンダンプ四千台分を誇る運搬能力は、土砂の輸送に要する時間を大幅に短縮させています。

夜間は「奇跡の一本松」とともに21時ころまでライトアップされ、白く輝く姿をみせる「希望のかけ橋」ですが、今年8月頃には土砂運搬の役割を終える予定です。

「希望のかけ橋」という名前は陸前高田市の小学生たちが、「まちの復興と未来への架け橋になるように」との願いを込めてつけました。たとえ「希望のかけ橋」がその姿を消しても、その記憶は復興への願いとともに私たちの心に残ります。

  • 問合せ先(電話):0192‐54‐2111(陸前高田市都市整備局市街地整備課)

(岩手経済研究2015年3月号で紹介)