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鬼越蒼前神社

最終更新日:2014年2月3日
鬼越蒼前神社 ~滝沢市~

岩手県は昔から日本有数の馬産地として知られています。江戸時代以前は、本県産馬は主に軍馬として使われていました。その後、農耕馬としても飼育されるようになると、母屋と馬屋が一体となった南部曲り家で生活を共にするほど、人々は馬を大切にしてきました。

このように農家の生活と深いつながりを持ってきた馬ですが、その守り神である「 蒼前 そうぜん 様」を祀っているのが「 おに こし 蒼前 そうぜん 神社」です。平成26年1月1日に誕生した滝沢市にあるこの神社は、「チャグチャグ馬コ」発祥の地としても知られています。

チャグチャグ馬コは、農作業で疲弊した馬を慰労するため、旧暦の5月5日を馬の休息の日と定め、盛岡や近郊の農村から馬主が綺麗な装束を付けた馬を連れ、馬体の安全を祈願した「蒼前詣で」が起源とされています。

平成13年からは6月の第2土曜日に行われ、毎年多くの見物客で賑わいますが、今の時季にもチャグチャグ馬コを見ることができます。平成14年から毎年元日に鬼越蒼前神社で「チャグチャグ馬コの初詣で」が行われ、1年の無病息災と家内安全、五穀豊穣を願い参拝し、境内前を練り歩きます。色鮮やかな馬コたちの装束が雪に映え、初夏のチャグチャグ馬コとは一味違った幻想的な雰囲気に包まれます。

(岩手経済研究2014年1月号で紹介)