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深沢紅子野の花美術館

最終更新日:2013年11月1日
深沢紅子野の花美術館 ~盛岡市~

盛岡市中心部を流れる中津川のほとりに静かに佇む「深沢紅子野の花美術館」は、生涯にわたり野の花を愛した画家、深沢紅子の作品を展示顕彰する美術館です。野の花を描いた水彩画200点と油彩画15点が深沢家より盛岡市に寄贈されたのを契機に、平成8年9月に開館しました。

深沢紅子は、明治36年(1903年)盛岡市に生まれ、盛岡高等女学校(現盛岡二高)卒業後、東京女子美術学校(現女子美術大学)日本画科に進学しました。大学在学中に洋画に転じ、大正14年、二科展に「花」「台の上の花」が女性で唯一入選し、昭和34年には「立てる少女」が東京国立近代美術館に収蔵されるなど女流画家の先駆者として活躍しました。また、盛岡短期大学教授、自由学園美術科講師を務めたほか、女流画家協会の創立に尽力するなど、後進の指導・育成にも力を注ぎました。

今年は深沢紅子生誕110年の年にあたります。同館では、生誕110年を記念した企画展「盛岡の先人 深沢紅子展」を開催しています(12月10日まで)。美術館初展示となる15歳のはがき絵、29歳の作品「風船をもつ少女」、36歳の作品「雨傘」を始め80代までの各年代の作品を展示しており、作風の変遷をたどることができます。

  • 開館時間:午前10時~午後5時
  • 休館日:毎週月曜日(祝祭日の場合は翌日)、年末年始
  • 入館料:大人/500円、高校・大学生/300円、小・中学生/200円
  • TEL:019‐625‐6541

(岩手経済研究2013年10月号で紹介)