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小岩井農場の近代化遺産

最終更新日:2013年6月3日
小岩井農場の近代化遺産 ~雫石町~

岩手山南麓に広がる「小岩井農場」は明治24年(1891年)開設されました。本県を代表する観光地としても知られていますが、農場内の9つの建物が国の有形文化財に登録されていることはご存知でしょうか。

「本部事務所」は明治36年(1903年)建設。玄関ポーチの垂れ飾りがついた鼻隠しや、大きな窓枠が特徴です。建設当初は周囲の樹木が低く、二階の望楼から農場全体を見渡すことができました。この建物は今も事務所として使用されています。

「一号サイロ」「二号サイロ」は明治40年(1907年)から翌年にかけて建設されました。冬場の家畜のエサであるサイレージという家畜用の発酵飼料を作るための施設、いわば大きな漬物樽です。現存する日本最古のサイロといわれています。

そのほか「四階倉庫」「一号牛舎」「天然冷蔵庫」などが国から指定されていますが、小岩井農場では、これらの文化財を巡る「ガイド付きバスツアー」を運行しています。

本県出身の詩人・童話作家である宮澤賢治は小岩井農場を何度も訪れており、「長編詩『小岩井農場』」の作品の舞台にもなっています。これからの季節、詩集を片手に、彼の見た風景に思いを馳せるというのも一興かもしれません。

  • バスツアー料金:お一人様 1,000円(ツアー参加者はまきば園入園無料の特典付)
  • 開催日:平成25年4月19日(金)~11月4日(月・祝)の毎日
  • TEL:019-692-4321

(岩手経済研究2013年5月号で紹介)