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奥州市立斎藤實記念館

最終更新日:2013年3月1日
奥州市立斎藤實記念館 ~奥州市~

 斎藤 まこと は安政5年(1858年)仙台藩水沢城下(現在の奥州市水沢区吉小路)に生まれました。海軍大臣、朝鮮総督などを歴任し、昭和7年、五・一五事件で犬養毅内閣が倒れた後を受けて、第30代内閣総理大臣に就任し「挙国一致内閣」を組閣しました。昭和10年には内大臣に就任しましたが、その翌年、二・二六事件で陸軍青年将校の凶弾に倒れ、79歳の生涯を閉じました。

 昭和7年建築の旧宅と赤レンガの書庫には、春子夫人により多くの遺品が保管されていました。夫人の死後、遺志により旧水沢市に遺品が寄贈され、昭和50年に「斎藤實記念館」として開館しました。館内には、弾丸が命中し放射状にひびの入った鏡など、二・二六事件関係の遺品をはじめ、天皇からの御下賜品や大礼服、春子夫人のドレス、日常の愛用品などが展示されています。

 斎藤實は温厚で粘り強い性格の持ち主で、明治・大正・昭和天皇の信頼も厚く、また、4年間の米国への派遣や7カ月にわたるヨーロッパの視察で国際感覚を磨きました。展示品の随所に、斎藤實のこうした人となりが表れています。

  • 開館時間:午前9時~午後4時30分
  • 休館日:月曜日(休日の場合は翌日)、年末年始
  • 料金:大人/200円、小中高生/無料
  • TEL:0197-23-2768

(岩手経済研究2013年2月号で紹介)