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魹ヶ埼灯台

最終更新日:2013年2月1日
魹ヶ埼灯台 ~宮古市~

宮古市重茂半島の突端にある とど ヶ崎は、東経142度4分に位置し、本州最東端の地として知られています。魹ヶ崎へは車で行くことはできず、姉吉キャンプ場から約4キロの山道を徒歩で行かなければなりません。波音に耳を傾けながら、片道およそ1時間の道を進むと、突然、目の前に白亜の塔が現れます。高さ33.72メートル、海上20.5海里(約38キロ)を照らす、三陸海岸最大の航路標識「魹ヶ埼灯台」です。

現在、この灯台は無人ですが、かつては灯台守が家族と共にここで生活し、灯台の管理をしていました。7年間灯台守を務めた田中 いさお さんの妻キヨさんの手記を元に映画化されたのが、木下恵介監督の「喜びも悲しみも幾歳月」(昭和32年公開)です。岬の一角には「本州最東端の碑」があり、その題字はキヨさんの筆によるものです。

宮古市では「本州最東端訪問証明書」を発行しており、宮古駅前観光案内所などで求めることができます。また、本州最北端の青森県大間町、最西端の山口県下関市、最南端の和歌山県串本町との間で設立された本州四端協議会では、平成16年から本州四端踏破ラリーを企画し、すべて踏破した方に証明書と記念品をプレゼントしています。

これまで1000人余りの人が踏破を達成していますが、本州最東端から昇る初日の出を参拝がてら、四端踏破に向けて第一歩を踏み出すというのもいかがでしょうか。

(岩手経済研究2013年1月号で紹介)