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奥州宇宙遊学館

最終更新日:2012年11月1日
奥州宇宙遊学館 ~奥州市~

今年は5月の金環日食(県内では部分日食)をはじめ、6月の部分月食や金星の日面通過など世紀の天文イベントが続き、例年よりも空を見上げる機会が多かったのではないでしょうか。

「奥州宇宙遊学館」(奥州市水沢区星ガ丘町)は、子供から大人まで、楽しく宇宙について学習できる施設です。そのレトロな建物は、緯度観測所の本館として1921年(大正10年)に建てられ、「Z項」の発見で著名な木村 ひさし 博士が初代所長を務めました。老朽化のため取壊しも検討されましたが、市民の声によって保存改修が行われ、平成20年4月より奥州市の学習館として利用されています。

館内では、緯度観測所の歴史や宮沢賢治作品との関わりが分かりやすく紹介されているほか、実際に宇宙や科学の不思議を、見て触れて体感できる展示が充実しています。

なかでも、国立天文台が開発した4次元デジタルシアター「4D2U」は必見です。3D映像+時間移動によって、137億光年彼方の宇宙の果てまで壮大な宇宙旅行が体験できます(上映日時要問合せ)。

また、遊学館のある国立天文台水沢キャンパスでは木村 ひさし 博士の業績を顕彰する「木村 ひさし 記念館」や、現在観測に用いられている「VERA20m電波望遠鏡」等も見学することができます。この電波望遠鏡は、水沢など国内4観測局が連携し、銀河系の真の姿を明らかにするものです。巨大なアンテナが方向を変える姿は迫力も満点です。

  • 観覧時間:午前9時〜午後5時(入館4時30分まで)
  • 休館日:火曜日(火曜日が祝祭日の場合は翌日) 12月29日〜1月3日
  • 観覧料:大人・学生/200円 生徒・児童/100円

(岩手経済研究2012年10月号で紹介)