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浄土ヶ浜

最終更新日:2012年5月1日
浄土ヶ浜 ~宮古市~

宮古市の浄土ヶ浜は、三陸海岸を代表する景勝地として昭和29年に岩手県指定名勝の第一号となったほか、平成以降も環境省のかおり100選や快水浴場百選などに選定されています。

この浄土ヶ浜という地名は、今から300年以上前に地元常安寺七世の霊鏡和尚が「さながら極楽浄土のごとし」とたたえたことから名付けられたといわれています。浜の対岸に見える半島部分が入り江を形成し、白い岩肌と緑色の松が青い海に映えて美しい景観をつくり出しています。

東日本大震災によって、海岸沿いの遊歩道と一部の周辺施設が被災しましたが、遊覧船とサッパ船(小型の漁船)の遊覧は、昨年の夏から営業を再開しており、海上からも変化に富んだ海岸美を楽しむことができます。

今年1月には、松に彩られた流紋岩の岩塊と礫浜からなる優秀な風致景観の海浜として、国の名勝にも指定されました。

浄土ヶ浜周辺では、環境省の「浄土ヶ浜ビジターセンター」や「岩手県立水産科学館」などの施設があり、このうちビジターセンターでは、浄土ヶ浜の自然のほか、写真・映像等による陸中海岸国立公園の紹介も行っています。

また、浄土ヶ浜の背後地に当たる臼木山は、ビジターセンターから徒歩で約5分のお花見スポットとして親しまれています。全国各地から集めたさまざまな桜の木が植えられており、例年4月中旬から5月上旬に見頃を迎えます。

(岩手経済研究2012年4月号で紹介)