019-622-1212

骨寺村荘園遺跡

最終更新日:2012年4月2日
骨寺村荘園遺跡 ~一関市~

一ノ関駅から車で西に約30分、四方を山に囲まれた一関市厳美町の本寺地区に骨寺村荘園遺跡があります。この地域は、かつて奥州藤原氏が栄華を極めていた時代に中尊寺の荘園とされた所で、現在もなお当時の面影をとどめている全国的にも貴重な遺跡です。

この遺跡は、中尊寺に現存し国の重要文化財に指定されている2枚の「陸奥国骨寺絵図」にも描かれ、山王窟や慈恵塚など複数の史跡から構成されています。また、絵図に描かれた水田と屋敷を中心とする領域は、中世以来の田屋敷型散居集落の景観を今に残すものとして平成18年に国の重要文化的景観に選定されました。本寺地区の文化的景観の最も重要な要素は、現地の微地形を反映した曲線状の農道・用水路・畦畔群で、伝統的な農村の景観を維持するため市や関係機関を中心に保全活動が行われています。

昨年の7月には遺跡ガイダンス施設として「骨寺村荘園交流館若神子亭」が開館しました。遺跡に通じる道の大半が未整備でガイド案内が必要なため、同館では一関地方の史跡・名勝等に詳しい「いわいの里ガイドの会」による案内も行っています。併設するレストランでは、郷土料理を代表する「はっと」や地区特産で形状の長いかぼちゃ「南部一郎」を使ったうどんなどが賞味できます。

【骨寺村荘園交流館 わか 神子 みこ てい
  • 開館時間:9時〜17時
  • 休館日:毎週火曜日 年末年始
  • レストラン営業時間:11時〜15時
  • TEL:0191-33-5022

(岩手経済研究2012年3月号で紹介)